
中国の歴史が好きなのでとても気になり購入。
TANGZUは歴史にちなんだ製品名とパッケージにこだわっているようですね。
こういうところも中華イヤホンの面白いところだと感じます。
「音質はフラットでクリアな感じ」というレビューをいくつか見たので、基準値を作る意味でも手に入れたい製品でした。
実際、そのレビュー通りとても透明感のある音質を持つイヤホン。
どのジャンルも平均点以上に聴けるバランスの良さ、さらにピアノや女性ボーカルはすーっと爽やかな聴き心地。
脳が疲れている時にリラックスしたいときに選ぶイヤホン。
「TANGZU Wan’er S.G」のスペックとフォトギャラリー
購入記録:店舗と価格と日付
- 日付:2023/01/04
- 店舗:Amazon
- 価格:2,788円
「イヤホン沼日記」に今までに購入した全製品の記録があります。
「TANGZU Wan’er S.G」がどんな音楽に合うかをチェックしました
今までに購入したイヤホンの全評価はこちらから♪
Taylor Swift / Anti-Hero
ポップス[1]を聴いてみた評価です。
明瞭感というよりは暖かみのあるボーカルに聴こえます。
キリッと、さらっとしたスウィフトが好きだけど「これはこれでありだな」と思わせる自然さ。
しかし、スウィフトを聴くためにこのイヤホンを選ぶかと言われたらノーかな。
Hi-STANDARD / STARRY NIGHT
ロック[2]を聴いてみた評価です。
クリーンで低音が弱いイメージのあるイヤホンでしたが、なかなかしっかりロックにも使えます。
でも、少しのっぺりしている感じが出ますね。
GOOD BYE APRIL / BRAND NEW MEMORY
J-POP[3]を聴いてみた評価です。
全てのジャンルの中で最も向いていると思いました。
中高域に強い面が良い方向に出ています。
軽い感じのシティポップにはちょうどいい感じ。
STAN GETZ & CHARLIE BYRD / Desafinado
JAZZ[4]を聴いてみた評価です。
低音よりは高音が向いていると感じた曲です。
耳に刺さる感じもありません。
カフェでお茶をしながら読書しているときにはリラックスできていいと思いますね。
RHYMESTER / ONCE AGAIN
HIPHOP[5]を聴いてみた評価です。
本当にhiphopが好きな方からしたら、全く物足りない感じだと思います。
Mummy-Dさんのリリックメインならクリーンな感じでいいかも!
VTSS / Boiler Room x Dekmantel Festival 2022
テクノ[6]を聴いてみた評価です。
ちょっと向いてないですね。
音の粒が潰れてしまって爽快感が感じられません。
Sailing Before The Wind / Vanishing Figure
メタルコア[7]を聴いてみた評価です。
ボーカルメインで聴くならばいいかな。
もっと向いているイヤホンがあるのでヘヴィメタルを聴くときは選ばないですね。
さいごに
中華イヤホンにしては特徴がない、といった評価です。
推奨する音楽ジャンルは、シティポップ。
実売価格3,000円程度ということを考えると、コストパフォーマンスに劣る製品だと感じました。
装丁や付属品は豪華ですが、それが価格に反映されているのでしょうか。
まとめると、適度な明瞭さを持ち、ボーカルを中心に暖かみのある音が得られるので、ライトユーザーをはじめ、幅広いターゲットユーザーに適しています。
脚注
↑1 ポップス:全範囲 – ポップスは幅広い音域をカバーし、低音のビート、中音のメロディ、高音のボーカルなど、全てを重視します。
↑2 ロック:低音と中音 – ロックはしばしば強調されたベースラインとリズムギターに依存しています。これらは通常、低音域と中音域に位置します。
↑3 J-POP:全範囲 – J-POPは幅広い音域をカバーし、低音のビート、中音のメロディ、高音のボーカルなど、全てを重視します。
↑4 ジャズ:中音と高音 – ジャズはしばしばコンプレックスなメロディと高音のソロ(例えば、サクソフォンやトランペット)に依存します。しかし、ダブルベースなどの低音楽器も重要な役割を果たすことがあります。
↑5 ヒップホップ:低音 – ヒップホップは重低音のビートとリズムに大きく依存しています。
↑6 テクノ:低音と中音 – テクノもまた、重低音のビートとシンセサイザーの中音に重点を置いています。
↑7 メタルコア:低音と中音 – メタルコアはしばしば重いギターリフとパワフルなドラムに依存し、これらは主に低音域と中音域に位置します。